令和2年柴燈護摩・火生三昧@圓應寺
昨日(10/11(日))、火渡り修行に出仕致しました。直前まで台風14号の影響が心配されましたが、幸いなことに進路がかなり逸れてくれたこともあって、柴燈護摩修行の直前には(15分くらい)晴れ間も見えました。
ともあれ、皆さまの心願成就、所願円満、さらには、無魔成満の修行にて(例年通り)助法させて頂いたことが何より有り難いことでした。
「南無千手千眼観世音菩薩」
「南無大師遍照金剛」
合掌
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(吉田村)圓應寺
年貢地、二石一斗一升二合、村の北の方にあり、古義真言宗、橘樹郡鳥山村三會寺末、海照山と號す、客殿六間に四間東向なり、本尊千手観音長三尺餘の立像なり、聖徳太子の作なりといへり、縁起あり、その大意に、聖徳太子攝政の頃、東國巡行し、爰に至り給ふなりといへり、されど彼太子東國へ下りたまひしことは、正史にはみえず、開山開基を詳にせず、中興開山を盛秀と云、正保四年五月二日示寂す。
辨天社。門前にあり、僅に池の形をなして中に小社を置、神體坐像にして長八寸ばかり。(新編武蔵風土記稿より)
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因みに上記に「辨天社」とありますが、弁天さまは現在、本尊さまの隣に安置されています。二十年近く前、有縁の明師よりのご縁にて譲り受けられたものと聞いています。拝