薬師法~第四座(中日)
薬師法を修法。
新型コロナウイルスの後遺症に悩まされている人が若年層に多く見受けられるというニュースを見ました。軽症ではあったものの、もう1年以上も倦怠感が続いて直ぐにグッタリしてしまい、大学は休学せざるを得ないとありました。
中には無症候者だったが後遺症だけが出てきていて、嗅覚や味覚に異常をきたしているとか、人によって発症の軽重差が激しくあるようで、専門家も「実態把握にはこれからもかなりの労力を割かざるを得ない」と言っているようです。
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健康は失ってみてその価値を知るものです。但し、それはある程度の年齢を重ねた人が共有する経験値なのではないでしょうか。このコロナのによる後遺症に関しては、若年のご本人すれば運不運だけでは割り切れないものが多々あるに違いありません。「人生設計が大きく狂ってしまった」という取材に応じた若い女性(まだ19歳!)の言葉は悲痛な叫びにも聞こえました。
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本日の一座では、そのインタビュー映像が時折脳裏をかすめる瞬間がありました。その刹那を含め、どうか薬師如来の薬壺の功徳力が届くよう、どうか日光菩薩の放つ閃光によって病根が焼き浄められるよう、どうか月光菩薩の放つ白浄の月光によって病傷が癒されるよう、どうか十二神将と数多の夜叉眷属衆によって日日が外護されるよう、至心に祈念致しました。
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「南無薬師瑠璃光如来」
「南無日光菩薩」
「南無月光菩薩」
「南無薬師十二神将」
「南無大師遍照金剛」
合掌