蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

光明真言法~結願座

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光明真言法の結願座を修法。

加持土砂のお守りをもうお一方にお分けすることになり、先ずはご縁とは不思議なものだと感じているところです。やっぱり、と言うか、「必要とされている」ものなので、その方の行く末を外護してもらうべく、至心に祈願致しました。

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人は責任が重くなるほど、ある意味(とても)追い詰められたような心境になります。上の地位に行けばいくほど…、意外かもしれませんが。

世にパワハラと言われる行為が、実はそういう『高層階』で起きていることが結構あるんです。仔細は言えませんが、パワハラ震源地と目される『上席の上席の上席の人』は、一方でそのことをよく理解できなくなるんですね、皮肉なことに。

そういう人に限って、「自分は出来る、自分は出来る…」って心の中で繰り返し唱えていたりするものです。下位にいる部下たちの(冷めた)目線からは、直ぐに分かってしまう事なんですけど、その人ご自身の目が曇ってしまっているので、それすら(≒そんな簡単なことも)分からなくなってしまう。冷静に考えてみれば、人がいつまでもいつまでも、上昇できる道理はないんです。でも、それを頑なに認めたくない、まあ、そういうことなんだと思います。

自分の言ったこと(⇒命じた内容)を正確にかたちに出来ていない(怒!)/そんなことで出来やしない(怒!)とばかりに、下位者に対してやたら詰問ばかりしていく態度は、自身の不徳不明(⇒ホントは出来ない自分)を部下に投影しているだけなんですけど。

そういう意味で、私自身も含め(一応、管理職の端っこにいるので)、自戒していくべき大事の一つだと思っています。

『南無遍照金剛』
『南無神変大菩薩
『南無聖宝尊師』
『南無良源元三慈恵大師常住金剛』
合掌