五大力さん~春を呼ぶ~
先週末、2月18日(土)/19日(日)は、本山へ。『春を呼ぶ行事』、五大力尊仁王会前行法要だ。
今回は雪が降ったり止んだりを繰り返していた。写真は、帰り際のものだ。前日までの雪は嘘のよう…。
そして―――、そう、いつものお土産だ。なんか美味しい…、これ。
追記:
この仁王会の祈りは宗祖弘法大師によって、もともと鎮護国家と国土安穏を祈るところから出発した。その孫弟子に当たる開山聖宝理源大師は宗祖大師の衣鉢を継いで後、醍醐山で発願され、それを引き継いだ弟子らによって一千年もの間、連綿として祈り続けられ今日に至っている。
そういう意味で今年の仁王会前行は、関東から出仕した私にとっては特別なものだった。あの日、自分も都心で帰宅難民の一人となった。名状し難い気持ちを抱えながら、その後の一年を過ごしてきた。でも被災された方たちの困難を思えば…、多少の大変さなど大丈夫。
ともかくも、全国の末寺から手替りで出仕した大勢の教師の祈りが少しでも届け、と…。
『南無本尊聖者般若菩薩』
『南無聖宝尊師』
合掌