今回は、『厳しい現実』というやつを記す。実際、これから記したことに異議ありと思うのならば、実際の行動を通じて証明して見せてもらいたい。御託は要らない。 ＜序論＞ 先にその人たちにお勉強してもらう。『木葉衣』を著した江戸期の当山派惣学頭／行智…

師僧のお寺で、今は事情があって中断している法要。私たちのところでは『唱礼』（しょうらい）と呼んで大切にしていた。 遷化された先師／Ｆ大僧正は、生前とても熱心に取り組んでおられた。私自身の南山声明それ自体に対する興味も手伝って、その反復練習の…

正直驚いた。と言うか、これが信仰の醍醐味なのだと、改めてそう自覚し、自坊にて頭を垂れた。 今年の秋頃に予定し、準備を始めた入峯修行であるが、何と言うことだろう…。入り口としようとしたその場所には、戦国時代、地元の修験者を束ねた大先達の首塚が…

どこのコースを取るか。実は、今回の『入峯修行』（仮称）の大テーマである。 そもそも（自分自身のしていた）スポーツ登山とは一線を画するもの。どこを、いつ、どう駈けるか。これを疎かにしては、奈良時代の大先達／良弁（ろうべん）菩薩に申し訳が立たな…

今年の目標。それは『入峯修行』だ。但し、自分たちなりの修行としてするつもりである。 どこかの修行にジョインするのではなく、一から準備して山に入りたい。そうつらつらと考えていたところ、『あ～、あった。やっぱり此処しかない！』（笑）。 そこは高…