聖無動直法⑫～東京オリンピック＆パラリンピック招致決定！～

聖無動直法をお祈りする。

 

 

５６年ぶりのオリンピック＆パラリンピックの開催が決定した。

 

今朝のお勤めで理趣経をあげていたところ、猪瀬知事がガッツポーズする映像が脳裏に浮かび、『え～、もしかして…』と思ったら、本当にそうだった。（笑）

 

１９６４年当時と今はまたずいぶん違うが、皆が明るい気持ちになれることは本当に良いことで、これだけは昔も今も同じだ。

 

まだ数台しかないテレビの前に集まって、とりわけ開会式で日本選手団が入場して来た場面では、多くのおやじさん連中が涙を流していたとの話を聞いた。

 

そう、ほんの２０年前、その男たちは戦地にいて３８式歩兵小銃を握りしめながら、泥水をすすり、地べたを這って生き延びた。復員してきた日本は、まさに『国破れて山河あり』の状況で、灰燼に帰したボロボロの祖国を目の当たりにしたのである。

 

それが、『世界中の青空をもってきたような、どこまでも澄み渡った青空…』の名調子を聞いて…、日の丸を先頭に入場してきた大選手団を見たおやじさんたちの感動は、もう言葉では表せないくらいのものだったろうな…。

 

『南無大日大聖不動明王四大八大諸忿怒尊』

合掌