千手法～追悼～

千手法をお祈りする。

 

 

昨年のちょうど今頃、アルジェリアのJGCプラントでテロ攻撃があり、日本人を含めた多くの従業員が凶弾の犠牲となった。

 

また、元陸軍少尉の小野田寛郎氏、元毎日新聞論説委員の岩見隆夫氏らがこの世を去った。

 

これら亡くなった人々に共通することは、現代日本社会へ警告となるメッセージを残していかれたということだろう。

 

今日はひたすら千手法をお祈りして、菩提仏果の成就を回向申し上げた。

 

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今まのままが良いわけがないのに、何も変えようとしないこと――、それは『怠慢』である。実際、アルジェリアの一件以降、陸上内陸輸送による邦人保護のためにする自衛隊の出動が認められるに至った。それまでは（たしか）海上輸送と、航空機による輸送だけだ。

 

考えてみれば、驚くべきことだ。だから、昨年のブログでもそのことに触れて自分なりに抗議したくらいだ。

 

海外にこれだけ多くの日本人が勤務する現状にあるのにも関わらず、下手すると海外にいる邦人を見殺しにしてしまったリスクのずっとあったこと――、このことはよく知っておく必要がある。

 

生き残った者は、勇気を出して『変化』に立ち向かっていかなければならない。

 

『南無千手千眼観世音菩薩』

合掌