蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

地蔵法~第三座

地蔵法を拝む。

この修法に関して少し言うと、後七日御修法における金胎両部の本尊さまを拝んでいることに気付く。

鎮護国家の祈りとは公益のためにする大きな祈りであるので、少しでもその個所に触れた行者は、その国のリーダーたる人の行く末と無縁であるはずもない。

この先、もしかしたら国家リーダーとなろうとする人が『軽い言動』で言い逃れることを常としていたら、そしてその周囲がそれを不思議に思うこともなく、妙なすり替えのロジックを以てお追従したら一体どうなるだろう。

国家のリーダーとは、事にあたって国民の生命財産に対する究極の強制力を働かせることの出来る人である。それを否定する者は、その国(社会全体)の存亡がかかるような非常事態に対処できなくなって大失敗してしまう(厳粛な)現実に関して、不誠実⇒嘘つきの態度を保持する者として厳しく批難されるべきである。

不都合な真実の隠蔽行為は、SNSの発達した現代社会ではもはや通用しないのにも関わらず、いまだにそこから目を反らし続けて微動だにしない人たちがいるとすれば、そのような人たちに自分たちの生命財産を預けることなどできるはずはないと思うのが、当たり前の真実⇒健全なる常識であろう。

国家のリーダーとは、国民からの負託に全責任を負う立場にいるプロ中のプロであり、芝居がかった素人演者が踏み込んではならないポジションなのである。


『南無遍照金剛』

『南無神変大菩薩

『南無聖宝尊師』

合掌