光明真言法～第八座

光明真言法を修法しました。

東京メトロでは、北朝鮮のミサイル発射の報を受け、本日朝の列車運行を一時見合わせしたようです。

これを聞いてとっさに２２年前の地下鉄サリン事件を思い出しました。一歩間違えれば、私も巻き込まれていたかもしれない事件でした。実際、オーストラリアの知人からその日の午後に国際電話が実家宛てにあって、私の安否をとても心配していたと、後で母から聞かされました。

まさか、そう思うようなことがほんの１パーセントでもあったら、それが最悪のリスクを招来するものである限り『ある』ものとして準備対応する――、これがその時に思い知った、二度と同じ悲劇を繰り返さないための貴重な教訓でした。そしてこのようなクライシスに対する意識は、日本人がまるで想像だにしないくらい、海外の人たちが強くもっているいることも、その時に知りました。（平和ボケしていたと言われても仕様がないですネ…）

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光明真言法は（常には）亡魂得脱を祈念する秘法として拝まれますが、一方で別伝あり（詳細秘す）国界守護を祈念する作法がございます。実は、今日の一座では本法を伝授頂いた際、併せて授けて頂いたこの叡尊興正菩薩さまの秘密法流が念頭にあり、そのことに思いを巡らせながら祈願致しました。誠に僭越ながら、若しかしたらこの自分もそういう場面（まさに叡尊菩薩が石清水八幡宮に一門を率いて参篭された時）にも似た状況に出くわしているのではないか――、そう思った瞬間、何とも言えない巡り合わせと感慨にとらわれて、思わず襟を正した次第です。合掌