蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

サプリメント・ワールド

往昔の修験者ほど、『自然界のサプリメント』に関する知見が凄くあったと思います。粗末な食べ物に耐えるような局面も、多くあったと思うんです。また、ケガした時に使う消毒薬(ドクダミ)なども上手に使えないと、サバイバルできなかったのでしょうね。
戦国時代など、修験者がスパイよろしく動き回っていた時代がありましたので、プロなりの知識/経験の凄さは容易に想像できます。聞き知っていることでは、熊笹を噛むと、飢えの窮乏を凌げるとか、聞いてます。私、高校時代は山登りしていたのですが、勿論、山中でそれを試したことなどございませんデス。しっかり『食料』を携行して―――、みたいな…。
ところで熊笹の密生するところは、ベッドになるんです。山で、急に冷え込むような夜は、熊笹の藪の中に潜り込むような感じで寝ると良いと聞きました。実際、『あっ、ここで寝てた人がいたネ』と、縦走中の先輩が、その場所を指差したことがありました。

唐突ですが、護摩供こそ、ある意味サプリメント・ワールドではないでしょうか。火炉に投入する薬種、加持物、丸香、散香、塗香など、事相書の聞書集を調べると分かりますが、作り方/調合に用いる各種漢方、蜜、油etcの種類に至るまで『こだわりがスゴイ』(笑)ことが分かります。五穀など、今では健康食品として重宝されていますし…。

そう言えば、『薬王院茶』デス―――。実はダンボール1箱の単位でまとめ買いして飲んでおります。内容を見ると、漢方薬種として使うものもあります。例えば『甘草』(かんぞう)など、胃薬ですが、他にも熊笹なんかも入っていますし、銀杏の葉は天然フラボノイドになるのかな。(これを注文しますと、(特典として?!)山主先生から直筆の年賀状が参ります!hahahaha…)

それと、『仙遊丹(キトサン)』、『セサミン』&『アラビタ』を飲んでおります。いろいろ試して、こうなりました。因みに、私は、宿曜道占法の奥伝まで授けて頂いた者なのですが、自分の宿星の位置する場所を詳しく知りまして、カニなど甲殻類にあるキトサンは自分に凄く合っていると確信してマス(宿曜道占法は、西洋占星術の12宮とも密接に関係)。ともあれ、毒素(特に重金属類など)の排出に良いようです。

セサミン』&『アラビタ』については、詳しくはサントリーのHPにて…。とりわけセサミンは、護摩供を修行されますと、『おおつ、納得!!』ではないかと。アラビタは『脳力』が衰えないようにと念じて、飲んでいます。脳が活性化すれば、少しは『修力増進!』になるのではないのかなあ~、なんて…。