両祖師供養法～滅罪の祈祷～
とうとう師走に突入した。ついこの間、初詣だったのだが…（汗）。平成２１年も間もなく終わりを迎え、また新しい年が巡ってくる。そんな中で改めて感じていることがある。先般の久米寺における講伝で受けた感慨ｅｔｃ…、である。
とりわけ出席してしみじみ感じたことは、やはり自分には『滅罪を中心とする祈祷』が最もピッタリくるということであった。『光明真言滅罪護摩』など、『これはいいなあ～』と、今日もせっせと次第を自行用に編集し直していた。
『霞を食してばかりでは…』というのが、世間一般の要望かも知れない。けれどもチョッとばかり立ち止まって、先師や先亡に思いを馳せて、その御霊を懇ろにご供養することで、現実世界の荒波に流されることなく、しっかりした今の自分の立ち位置を確認する…。
今日の一座では、そのようなことを、そっと語りかけられたような、そんな気持ちがした。
『南無神変大菩薩』『南無聖宝理源大師』
合掌
