愛染法～黒業の累～

今日は愛染明王を拝む。が…、ボロボロだったような、でも全体的にはそれなりに進行していったような…。

 

 

この仏さまの表白にある『黒業の累を除く』という箇所は、読むたびに救われるような気持ちがする。昔読んだ本山博師の著書には、『瞑想中で起こる、いわゆる雑念が次から次へと湧いてくる過程とは、心の深いところの浄化が進行している証だ』と。実際、今日も雑念だらけだったのだ…。

 

さて金剛愛染明王と謂わば、真言第二祖金剛薩埵の化身であり、敬愛善縁結願の円満成就を助け、『善星皆来/悪星退散』の祈願を受け、さらには一切衆生、とりわけ六十余州大小神祇の安立を強力にサポートされる―――、それこそが東密における愛染信仰である。

 

『南無金剛愛染明王』

合掌