平成26年もいよいよも押し詰まり、大
晦日を迎えた本日、一年間の無事を感謝しつつ龍樹菩薩法の一座を修した次第です。
『修習般若軌』に曰く、『行者は是の念を作せ。我身と
般若波羅蜜菩薩と無二無別なりと。即ち金剛護菩薩を以て四処を加持せよ』。
即ち、金剛護菩薩と般若菩薩は同体だというのです。
その金剛護菩薩の
真言ですが、私たちが伝授された龍樹菩薩の
真言でもあります。ここまで書いたところで、お気づきの方はお気づきかもしれません。
毎年二月の
五大力さん/仁王経法の修行は、実は当山派の修行と大いに関係している――、そう言い得る箇所なのだと思います。
それでは皆さま、本年も大変にお世話になりました。どうぞよいお年をお迎え下さい。
『南無大聖龍樹大士』
『南無聖宝尊師』
合掌