蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

マジでビックリ!

以下は別に自慢するつもりの趣旨で書いたのではなく、寧ろビックリ気分で『ウソ~?!』という感覚でご報告するものである。『こんなこともホントにあるわけネ?!』と。これらのことを、蛇足とは知りつつも、予め厳重にお断りしておきたい(笑)。

昨夜、会社の所属部門による『目標達成祝賀会』兼『歓送迎会』が、部員の慰労も兼ねて銀座の某居酒屋で開催された。読んで字の如くで、先ずは年度変わりのこともあり、新旧スタッフの交代が改めて発表された。会社を離れるスタッフ、新戦力となったスタッフなど、それぞれの思いを込めた短いスピーチがあった。

さて―――、ここからが特筆すべき前段の詳細である。

06年度は悲願の部門別営業利益●●億円=ゼロが9個の大台に乗ったことがフラッシュ・ベースで判明し、同じく席上で発表されたのだ。

その成績については、いくつかの点で『凄まじく』良いものであった。一つ目は、昨年06年4月に私の会社は、新経営体制に移行した関係で、全く新しい会社としてのスタート切った。当初目標では、この部単位の営業利益は、2年後の08年度に達成するつもりで取り組んでいたものであり、中期計画の中でも、そのように記されていた。

ところが…、である。それが二年前倒しての目標達成となったことが判明し、あまりに驚異的なスピード達成(!)に、一同(マジで)ビックリしたのだ。

二つ目は、所属部門の一人当たりの営業利益が断トツであったことだ。会社平均の一人当たり営業利益の5倍にもなっていたのだ。

三つ目は、全社営業利益に占める部門別営業利益で、40%近い数字が記録されていたことだ。それと連動する形で、即ち、連結決算の数値では、部門別売上金額においても全社トップに躍り出たことが判った。

そんなわけで、部門長からはメンバー全員に記念品が贈呈され、その労を多とすることに賛同した海外拠点からも記念品とメッセージ、更には社長もそれに乗っかる形で記念品が贈呈され、当部門の担当執行役員も参加した、ムチャクチャ賑やかな会となってしまったことは申すまでもない。

ところで、半僧半俗の生活をする行者にとっては、仕事がうまく回らなければ、修行など絵に描いた餅に等しいものだ。『仕事が第一、修行が第二。三、四はないよ』とは、遷化された師僧の言葉である。

そういことも手伝って、昨年4月の新体制移行日に心中期するものがあり、実はかなりチカラを入れて(密かに、毎朝毎晩)拝んでいた。06年度途中では、部員の何人かが、(業務全体がグングン回ってくれば当然なのかも知れないが)多忙のあまり体調を崩すアクシデントに見舞われた。或いは、同僚の奥さまが入院を余儀なくされるなどの話もあったりして、先月からのラストスパート段階では、社員安全の祈願もしていた。その頃、ハッキリ言って、若い部員も多くいるのだが、皆ヒッチャキで仕事をしていて、気を緩めればダウンする部員も少なからずいただろう。

ともあれ、このような形で結果が出てくるとは、正直ビックリで、逆に来年からがコワイよな…とは、昨夜の声なき声である(苦笑)。『この勢いを駆って倍増だ!』とあった時、『ウルサイ!』…(笑)。

蛇足ながら、『給料上がれ!』だけは、意地でも拝まないつもりでいる。ストイックにやる意味もないわけではないが、企業社会で20年以上やってきた者としてのプライドも(チョッとは)あるのだ…。どこまでも『成果主義』なのだ…(涙)。