蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

一法界ソリヤ法(理趣法)~第三座

理趣法を修法。

どの修法も三座目くらいになってくるとリズムが出てきます。引き続きしっかりと拝んでいくつもりです。

昨日、シン・ウルトラマンの映画を観ました。感動しました。55年振り、あの日のあの時のシーンを彷彿させるストーリーが目まぐるしく展開して、非常に良かったです。

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「非常に良かった」の最大理由は、私の場合、ウルトラマンウルトラセブンの台本のベースに、明確な反戦平和のメッセージを感じるからなのです。私の中では、単なる怪獣をやっつけてしまうだけの勧善懲悪ヒーローストーリではありません。

若い世代の方々とは少し違う見方をしているかも知れません。私の感想は以下のとおりです。

シン・ウルトラマンとして登場したウルトラマン、そして、ハヤタ隊員に代わり神永作戦立案担当官に語らせた数々のメッセージ。そしてバディを組む浅見分析官とのやり取りは、ウルトラマンの形を取りながら、ウルトラセブンのそれと重ね合わせて感じさせるものが多くありました。

どういうことかと言うと、それらには「人々の平和な生活を願う強い気持ち」が前提としてあると感じていたのです。

メイフィラス星人の忠告を強く否定し(その指摘には真理/急所を突いている個所が確かにある→優勝劣敗を是とする世界への誘惑…)、さらに、光の国からウルトラマンの窮地を救うべくやって来たゾフィーの説得を振り切っても、ウルトラマン(そしてウルトラセブン)が人間と(どうしても)同体化したいと思わせるに至った「人間は愛する者を命懸けで守ることをする、その愛する存在が弱く儚ければ儚いほど」という事実。

この映画は、私が55年前に感じた感動を改めて届けてくれました。

追記

シン・ウルトラマンに続き、シン・ウルトラセブンの映画も観てみたいと強く感じました。

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「南無大師遍照金剛」

合掌