海国兵談
私も企業社会の組織の歯車であり、組織論から言えば、彼の行動は懲戒の責めを免れることはできぬ。
但しだ(!)、その上司が無能無定見ならば話は別である。一連の懲戒手続を見守りながらも、一方で彼を直接間接に弁護し、支援するだろう。そして返す刀で、その無能無定見上司に一撃するチャンスを狙うであろう。
その職務において、石垣海上保安部の職員はその時、南海の海で命を危険に晒していた。聞けば、なんと(まだ流出公開していない他のビデオの中に)漁船に乗り移った海上保安庁の職員が海に落とされ、モリで突かれた場面があると…。本当か(!!!)。
仮にその映像があったとして、神戸の彼はきっと次の一手としてその公開を温存したろう。義憤のあまりだ…。
彼らにだって、妻もいれば子供いる。我々とちっとも変らない日常を享受する権利がある筈である。どうして、そこまでさせるのか(?!)。
彼を組織論の中に埋もれさせることで、焦点をぼかそうとする手管など、もはや諦めるがよい。国民は知ってしまい、そして、今回の一連で確実に怒っている。