東北関東大震災~その7~
本堂手前中央に、『東北関東大震災物故者霊位』というお位牌が安置されていたので、上がってお焼香させて頂いた。
とりわけ家内の叔父が今般の大津波で遭難したこともあり、このお寺の心遣いに対してとても有り難く感じた。
これではとうてい助からなかったろう。話では、津波は20メートルくらいの高さにまで達していたらしい。メディアでは三陸地方が多く取り上げられるが、福島県にも近い、これら宮城県の沿岸部も壊滅的な被害を受けていることは知ってもらいたいと思う。
それから、これは特に関西以西の西日本に住んでおられる方々へのお願いだ。この震災の復興には莫大なお金がかかる。一説には、阪神淡路大震災(≒3兆円超)の3倍強だそうだ。
それゆえ、どうか普段の生活を継続して下さい。つまり、変な自粛ムードは止めて欲しいのです。
今、関西や四国、九州の方々がその経済活動を萎縮させてしまえば、物流網がズタズタに寸断されて立ち往生している東日本のメーカー、小売店など、『集金マシーン』の肩代わりが出来ないばかりか、日本全体の復興が大きく遅れる危険があります。
西日本の皆さん、被災した地域、人々を励ますと思って、どうか普通の生活を継続され、この未曾有の日本大ピンチのため、ガンガン遠慮なくお金を稼いで下さい。宜しくお願い致します。
『南無良源元三慈恵大師常住金剛』
合掌