蛍～サザンオールスターズ～
最近『JAPAN BRAND』（ジャパン・ブランド）という言葉があるそうだ。日本人が当たり前にしていた『丁寧』『正確』『清潔』『快適』など、これらをベースにした日本オリジナルの商品・サービスを言うのだそうである。
確かに海外に出てみれば、これらの特性は言葉は悪いが、『異形の光を放つ』ものだ。
言い方を変えれば、つまり、外国人に分かるようにアプローチすると、それは国境をやすやすと乗り越え、その人を虜にしてしまう。
サザンオールスターズの『蛍』は、映画『永遠のゼロ』の主題歌でもある。この映画を大ヒット記録を塗り替えているそうで、特に若い世代の関心が想像以上に高いそうだ。斯く言う自分もこの映画を観た一人だ。
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特攻隊を賛美するとかしないとか、そういう批評を口にする前に、私は自分の身内で軍隊経験をした人がいる家にいたら、こうやって戦陣に散った方たちに恥じないよう一生懸命に生きることを誓うと思っています。
苦しい時、辛い時、少なくとも自分の家の死線を越えてこられた先達を思えば、きっと踏みとどまれる、そう思っています。
JAPAN BRAND ジャパン・ブランド―――。『永遠のゼロ』は、海外の企業と共に働く自分の心に灯火を点けてくれました。それを進化させることが、先の大戦で散った方たちへの最大の供養と信じて。
（映画『永遠のゼロ』より）
