即位礼正殿の儀~神道法則次第
今日は即位礼の日。神前祭式次第に沿ってお祈りしました。(写真)
大祓祝詞から始めて天津神の祝詞(伊勢内宮/外宮など)を中心にお唱えし、併せて法華経と諸真言を読誦して、令和の御代開始をお祝いした次第です。
因みに上記次第書は、私自身の加行中に「身堅め」を祈念して使用し、今でも大切にしているものです。ここで公開された祝詞は、国津神の祝詞(大国主命、稲荷大神など)を含めほぼすべてお唱えしてきたので、表紙(指の当たる個所)がかなり傷んでしまいました。
さまざまな霊的な障碍で苦しんでいた新客時代、ある先生から「自行の成満を願うならば、その邪魔を祓うため日本の神祇を祈りなさい」「なぜならば日本の神祇は大乗仏教、とりわけ密教護持を誓っておられるから」と。
本山にある鎮守の神々の意味が、その時以来、完全にストンと腑に落ちて今日に至っております。