平成27年五大力さん
一昨日、昨日と本山に上り、五大力尊仁王会前行に出仕して来ました。金曜日は会社に休みを取り、本山へ。一泊してお籠り、土曜日の結願座まで前行衆としての勤めを果たすことができました。まことに有り難いことです。
実は一昨年はロシア出張、昨年は大雪で交通機関ストップとなり、出仕が叶いませんでした。。。
『意外』と言ったら恐縮でありますが、五大力さんに期待される方々の数が少しずつ増えているようです。法要の内容が少しずつ知られるようになっていることが大きいと思います。
とにかく印象に残るという意味では、前行衆が声の限りに読経し、あるいは真言を唱えている姿や声。。。 これは非常に特筆すべき内容ではないでしょうか。『シャウトするお坊さん』は、葬式のイメージしかない都会人などには非常に珍しい光景かも。。。(本当はそうじゃないんですけどね)
それらの響きが五壇に配置された護摩壇から立ち上がる炎と煙、そして正面本尊壇にて激しく、そして力強く、こちらの心と身体に掴み掛からんばかりの五大明王のお姿と渾然一体となって迫り来るような情景、その場のエネルギーが張ったような濃密な空気感。。。
お参りする人の心それぞれに、その人に最も相応しい『薫習の種』が蒔かれることになっているのだ、そう思っています。
追伸、
『南無本尊聖者般若菩薩』
『南無理智不二界会諸尊聖衆』
『南無満山護法善神』
『南無神変大菩薩』
『南無聖宝尊師』
『南無遍照金剛』
『一天四海 泰平無事』
『七難即滅 七福即生』
『降伏一切大魔 最勝成就』
『護持大衆 所願円満』
合掌