蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

孔雀経法~第八座

孔雀経法を修法。

今日は東京都の新規感染者数は237人だそうだ。下げ止まり感が強い。実際、マスク着用など、必要な感染防止措置をしながら「外出する」などして、元に戻ろうとしている人が増えているのは事実。

一方、この状態を奇禍として「新たな勤務体系」をさらに進める形で「新たな世界を切り開く」ための打ち手を粛々と進めている人たちもいる。リモートワークが大きく進んだことによって「普通に自宅勤務」を行う日々。これが割と身近なところで「化学反応を起こし始めている」ことを、何となくだが、実感することが増えてきたような気がする。社会の水面下で、明らかに何かが変わり始めているのだ。うちの会社もその後塵を拝する形で懸命に走っている。

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最近、「照天神社(てるてんじんじゃ)」という名前を知りました。YouTubeでは宮司先生のインタビューも拝見しました。最初は「不動産の守護神社」ということで、「へえ、最近は不動産の会社さんとタイアップする神社もあるんだなあ」くらいに思っていました。ところが、インタビューの内容を聞いて仰天しました。「事故物件を専門にお祓いしてきたんです」と…。

思わず食い入るようにお話を聞いてしまいました。また、宮司先生の新人時代からの職場履歴をお聞きして「本当に大変だったんだなあ」と。実はかく言う私も新人時代と20年前の仕事で「上司によるパワハラ」をそれぞれ1年半に渡って受けてきた黒歴史があるからで、その時の体験と少し重なった部分があったのです。「そういう(スポ根の昭和)時代だったから」と言うのは簡単ですが、振り返ってみて「生産的じゃない」とだけは言わせて頂きます。

自分の場合は「仕事面の実力をつけるべく、必死の研究(?!)をして周囲の見る目が変わり、最後には完全脱出した」のですが、「言葉は時にナイフ以上の凶器になる」ということだけは言わなくてはなりませんね。

照天神社 – 日本唯一の 不動産の守護神 ご縁の杜 (teruten.info)

ともあれ「普通に食って寝てをしていたらダメ」だと思って、ボクシングジムで身体を鍛えながら神さまに奉仕する「最強の60歳」という、宮司先生の言葉に強い説得力を感じた次第であります。

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器界観:DIGITAL LOUTUS(旧胎蔵曼荼羅を描いてみるぶろぐ)より出典

上記の照天神社さまは偶然にもネット上で知った訳ですが、「きっと呼ばれたんだろうな」😅、そういう風に感じました…。宮司先生の「事故物件を専門にずっと、云々」のお話は、伝授会の最後に大阿さまが説明された箒扇(ほうきせん)関連の事項(どういう時に孔雀経法を拝むかと言う先師方の口伝)と重なるような気がして、本日の一座では諸々思うところがございました。この後、常の施餓鬼作法をシッカリ務めて拝みたいと思います。

「南無三世仏母大孔雀明王

「南無大師遍照金剛」

合掌