一法界ソリヤ法（理趣法）～第十三座

理趣法を修法。

修行を重ねていくごとに、理趣経の有難みを感じるようになりました。多くの気付きがあり、気持ちを新たにしているところです。

この秘密行法は「五日三時」をもって如法とするのが習いですが、私は開白の際、三七日の常の修行を行うことの許しを、とりわけお大師さまに対して心中深くお願いしました。

一つには未熟者であるからこその逡巡であり、一つにはそもそもの「五日三時」を厳密になぞることが出来ない自身の置かれた環境に対する懸念からです。

きっと――、いつもそうなのですが、ＮＧの時は「それ違う！」という「声なき声」があり、それと同時に、何らか不具合な状況に見舞われます。

今はただ、開白座でお願いした形式で修行させて頂けることを念じて、歩みを前に進めていけるよう願っています。

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自分の身内もさることながら、新しい職場の方々でこちらに目線を向けておられるかもしれない御霊を思って、感謝の気持ちを胸に、本日も至心にお祈り致しました。

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「南無大師遍照金剛」

合掌