一法界ソリヤ法(理趣法)~第七座
理趣法を修法。
「新しい景色を見るための試み」を継続中。地道に、確実に、丁寧に…。突飛なことをするのではなく――、言い古された言葉ですが、「我慢のしどころ」と言ったところでしょうか。
唐突ながら、某社勤務の後輩Nさんから昨夜着信。メインテーマ(?!)は「念願の海外出張が決定!」でした。
私自身、思い出すこと多々あり過ぎですが…😅、ともあれ「良かったね!」「おめでとう!」。但し、時節柄と言うか、場所柄と言うべきか、「気を付けて行ってきて下さいね!」
来週は、グリグリやっている今の活動の集中度を上げる局面が到来。と言うことで、(↑)をお供えした次第であります。😅
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来たること我が力に非ず、帰らんこと我が志に非ず。我を招くに鉤(こう)を以てし、我を引くに索(さく)を以てす。
「大唐神都青龍寺故(もとの)三朝の国師灌頂の阿闍梨恵果和尚(かしょう)の碑」より
お大師さまが師僧恵果阿闍梨を(今から1218年前の)804年(延暦23年)に、幾万の波涛を越え、文字通り命懸けで訪ねていかれたこと。そこで求法者の代表として選ばれ、灌頂を授かった直後に遷化された師恵果和尚のため碑文を書する栄誉を得られたこと。そして帰朝後、師恵果和尚が不空三蔵のためにかつて修法された、同じく理趣法を修行して恵果和尚に対する報恩謝徳を祈られたこと。この秘密行法を同じく令和の時代に、この私が(なんと!)修行出来ていること――、ただただ有り難いです。
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「南無大師遍照金剛」
合掌