五大力さん御影
昨日、本山から五大力さんの御影が届いた。この御影は毎年2体お願いしている。
1体は自坊用、もう1体は会社の某部長宅用だ。
企業の活動は、ある意味“水商売”の側面をもつと言って過言ではない。無論、徹底したロジックで検討を加え、シナリオを描き、常に変化する事態に対応するのは本義である。
しかしながら、悲しいかな人間の能力には限界がある。
一人だけではなく、複数の専門知識をもった人間がロジックで詰めて詰めて、それでもあまりに複雑な方程式を解かなければならない場合、それも瞬時の判断を求められる場合、『息災のご加護』は極めて重大な意味をもつのだ。
そういう境地に至った集団にとって、それはもはや迷信のレベルなどではない。まさに『祈りの具現化』として認識される貴重な存在なのである。
『南無本尊聖者般若菩薩』
合掌