大威徳明王法の次第~印佛読経“等”
大威徳明王法の次第書写が終わりました。今回、最も注力したことがあります。書写もさることながら、行法の性質上、滅罪の祈願をどのように組み合わせるか…。
そのヒントとなる内容について、伝授会での大阿さまのご発言の中に、N大僧正さまが語ったとされる「光明真言法による補闕座」という趣旨の個所ありました。まさにポイントなるであろう、「そこ」を伝授頂いた昨年末から、ずっとずっと思案し続けた結果、「印佛読経“等”」の“等”に関して増広して対応することにしました。
その増広した内容の成否は、いずれ開白して当秘密行法座を修法する中で、何らか見えてくるのだと思っています。或いは、その手前で若しかしたら、(あまりに可哀想に思って頂き(苦笑))常の「声なき声」による啓示を頂戴出来るのかもしれません。
ともあれ「修して自ら知れ」(興教大師)との教えも念頭に置いて、その時には誠心誠意拝むつもりです。
合掌