蓮華童子の日記

真言秘密行法の修法@自坊を中心にアップして参ります。

秘密集会(ひみつじゅうえ)

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昨晩は、職場の休暇を利用して上京された智修房さんと楽しい語らいの時間をもった。早速、頂戴した『清浄歓喜団』を煎れたばかりの珈琲と一緒に頂戴した次第。香と一緒に味わう感じは、『う~む、京都やなぁ~』と…(笑)。ちなみに家内は京都で育った人間である。

お会いした時にお話したことでもあるのだが、『行者さんの面構え』になっていることが非常に印象的だった。『それ特有の眼光』と言うべきか、生い立ちやらをお聞きするうち、篤信の係累の方々が冥界から外護されていることを直感した。

会話の中で宿曜占法の話題となり、少し専門的になってしまうが、ご本人の本命宿と十二位の破門の入る箇所をお聞きすることがあった。今されている行法への取り組みの中で、『それだけは修正しないと…』と僭越を覚悟で忠告させて頂いた箇所が実際あった。

私のもつ宿星と十二位の位置する建門(破門ではなく)が、東国原宮崎県知事と同じであることを引き合いに出して、その特色を説明しつつ、その人に相応しいやり方で信心していく方向性のようなものをアドバイスさせて頂いたつもりだ。少しばかり人生の先を歩いてしまった人間から、お節介を覚悟の上でした、自身に対する悔悟と他者への激励の織り成す言葉として受け止めてもらえれば、これに選る幸せはない。

そんなこんなであっという間に夜はふけてしまい、『将来、ご縁を得てどこぞのお寺の住持を任されるようになったら、いの一番にお手伝い(助法)に行きますよ』と、冗談とも本気ともつかない話をしたのだが、『多分そうなる』と率直に思っている。

ほかにも、ブログでは公開しきれないような『土産話』など幾つか交換し合ったのであるが、非常に有意義であった。『お花の秘密』然り、『プロフィールの秘密』然りである(笑)。

ともあれ、今のこの私にとって『友有り遠方より来る、また楽しからずや』とは、昨夜のような“秘密集会”のことを言う。