大威徳明王法~第二座
大威徳明王法を修法。
先が見えない長期戦となった。今、言えることは「感染拡大の阻止:ノー3密でやるべき事を確実にやる」+「経済対策:莫大な規模でマネーを社会に集中投下する」に尽きる。
この「コロナ・ショック」は、「世界的な大災害」になりつつある。恐らくこれから、「本当の痛み」「本当の恐ろしさ」を、私たちは痛感するような局面を見るのだろう。今は第一波の衝撃波で諸々経験中だが、第二波の衝撃波では大企業にも甚大なダメージが来ることが有りそうだ。
経済用語で言うところ「耐久消費財」がまったく売れていないとの話を聞いた。そう、分かりやすりところでは「自動車」がまったく売れていない。誤解を恐れずに言えば「需要が消えてしまった」ということだ。
自分の仕事関連なので恐縮ですが、少し解説させて頂くと。日本の場合、自動車産業がダメージを受けると、すそ野に広がる傘下企業群、即ち数多くの中小企業が甚大なダメージを受けます。そして―――、これら有名無名の優良中小企業群が日本の産業基盤を下支えしています…。
有り体に言えば、この部分が水の底に沈むと“それなりのしっかりした求人”が消えます、それも広範囲で。「何とかなるよ」から「何とかならない」ということは有り得ます。
専門家の説明によれば、この第一波~第二波の段階でいかに食い止めが出来るか、これが重要だということだ。万一ここでの食い止めが出来ないと、以下の流れになるとの説明だった。
① 実体経済(日常生活まわりの生産+消費)のダメージで金融経済(「マネー」関連の経済活動)がダメージ
↓
② ダメージを受けた金融経済によって、ダメージを受けた実体経済がさらに悪化
↓
③ さらに悪化した実体経済が、ダメージを受けた金融経済をさらに悪化させる
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上記②のパターンが2008年のリーマンショックの形態だが、要は①が出発点になって②→③へと移行、つまりダメージ周回する(まさに負のスパイラル)という「前代未聞の事態」ということなのである。
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とにかく「祈りを諦めてはいけない」と心の底から思う状況です。神頼みとか仏頼みとかのレベルで話する段階ではなくて、世の為人の為、秘密行法を授かった者の責務として位置づけするくらいでなくてはならない、そのように思いながら、本日の一座にて「疫病退散」「済世利民」「諸願円満」を至心に祈願致しました。
「南無大聖焰曼徳迦威怒王」
「南無遍照金剛」
合掌